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[COMIT]2025年度One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点シンポジウム開催報告について

令和8年3月13日(金)、じゅうろくプラザ(JR岐阜駅隣接会場)にて、「2025年度One Medicine創薬シーズ開発・育成研究教育拠点(COMIT)シンポジウム」を開催しました。
 本シンポジウムでは、再生医療をテーマとした本拠点の研究者ならびにプロジェクト等における研究開発の進捗状況を紹介いたしました。
 特別講演として、慶應義塾大学医学部整形外科学の中村雅也教授には「iPS細胞を用いた脊髄再生医療」と題して、脊髄損傷研究のきっかけからiPS細胞による治療の成果までをお話しいただきました。
 京都大学iPS細胞研究財団 研究開発センターの塚原正義センター長には「「my iPS®」プロジェクト:個別化細胞医療の社会実装を目指して」と題して「my iPS®」プロジェクトのメリットと課題であるiPS細胞の品質・コスト・時間・多人数同時製造に向けた閉鎖系自動化への試みをお話しいただきました。
 COMIT研究紹介では、比較医科学研究開発部門の髙須正規准教授には「マイクロミニピッグをプラットフォームとした再生医療研究」と題して再生医療でのマイクロミニピッグのポジションと可能性について解説いただきました。革新的モダリティ創出部門の古橋和拡講師には「流体力学刺激が織りなすStem-Immunology ―間葉系幹細胞治療用中空糸膜カラムの開発―」と題して鮮やかな画像とともに、中空糸膜の特徴を利用したカラムの開発についてご説明いただきました。
 パネルディスカッションでは、テーマを『再生医療が「研究」から「医療」に進展する要件』として、アカデミアの観点から再生医療の研究課題を整理しました。パネリストの先生方の熱い思いが伝わり会場を巻き込んで盛り上がりました。
 文部科学省研究振興局ライフサイエンス課 倉田佳奈江課長からは、オンラインにてご挨拶いただき、創薬・先端医療、そして再生医療の今後の発展への期待についてお話しいただきました。
 また、令和6年度創薬シーズ共同研究助成採択者は、ライトニングトークとして1分ずつ概要を紹介した後、ポスターセッションで活発な意見交換を行いました。
 創薬リサーチマネジメント人材実践的育成プログラム修了式も開催し、第1期生25名を代表して2名が修了証を授与されました。
 2025年度の今回は、一般企業や大学・研究機関などから対面とオンライン合わせて約200名が参加しました。
 今後も本拠点はOne Medicineの視座に基づき、ヒトと動物の創薬研究を推進し、Sharing Medicineの実現を目指してまいります。

詳細は、https://comit.gifu-u.ac.jp/seminar/post-4599.htmlを参照